スパと美容鍼灸(2)
忙しくなってくるとブログを書く時間がなくなります 
でも、忙しいってことは、ブログに書くべきことも多いってことですよね 
なので、結果的には、ブログを書きたい時に限って、書く時間がないなんてことになるわけです 
ああ~、この矛盾には悩まされます 
さて、ちょっと時間がたってしまいましたが、21日(日)に広島で開催した「スパと鍼灸」という講演会と美容鍼灸のデモンストレーションは大盛況でした 



「スパ」とは、欧米から伝来した健康と美容の増進施設です。しかし、そのコンセプトは日本に古くから存在する「湯治」の文化
、伝統医学による養生や治療と共通しています。
つまり、「スパ」という名称ではありませんが、日本には古くから、「スパ」とほぼ同様の概念が非常に高度なレベルで存在していたのです 
「温泉」を和英辞書で引くと「spa」と書いてあるくらいですから 
「スパ」は、西洋医学しか知らないアメリカ人にとっては、大変有り難くて新しいものかも知れませんが、日本人にとっては、今更大騒ぎするほどのものでもありません 
しかしながら、スパで業務に従事する「スパセラピスト」と呼ばれる技術者は、ほとんどが治療家としての国家資格を持たない自称「セラピスト」であるというのが、今の日本の現状です 
そのため、日本では、スパは本来であれば、「治療家」(セラピスト)としての国家資格を有する鍼灸・按摩・マッサージ・指圧師の職域でもあるべきというのが僕の見解です 
一方、鍼灸・按摩・マッサージ・指圧師の業界の中にも、大きな問題は存在します 
それは、多くの鍼灸・按摩・マッサージ・指圧師に、「横文字」「カタカナ」「新しいもの」が苦手であるという傾向があり、これだけ、職域を侵食されているにもかかわらず、スパが何たるかということや、その現状に全く無知であるということです 


このような現状において、この度、IGLグループが広島で開催した特別講演「スパと鍼灸」の意義は、鍼灸業界にとっても非常に大きなものであったと言えるでしょう 

この特別講演には、北海道、東京、大阪、京都、奈良、四国などの遠方からも参加者が来広され、関心の高さを伺い知ることができました 
スパは健康と美容の増進施設であり、美容を目的とした施術が人気を集めていることから、この特別講演会では、美容鍼灸のデモンストレーションも行いました 


近い将来、より多くの鍼灸・按摩・マッサージ・指圧師が、「スパ」という健康と美容の増進施設でますます活躍するようになることでしょう 
スパに関心のある鍼灸・按摩・マッサージ・指圧師の皆さん、その時のために、スパに関する正しい知識を身に付けておきましょう 
3年ほど前、まだ時間に余裕があった頃に、僕が翻訳した「The SPA 健康と美容のためのスパトリートメントガイド」(フレグランスジャーナル社)もお薦めです 

■ ハンネロール・R・レヴィ、リチャード・R・バージル 著
■ 北川毅 訳
■ A4変形判 198頁
■ 定価 1,680円(本体 1,600円)
■ 2005年4月 第1刷
■ ISBN 978-4-89479-089-6
