FAIL (the browser should render some flash content, not this).

美容鍼灸の本質(4) 〜 美容鍼灸の定義と目的 〜

日曜日 1月 31, 2010  投稿者: yojospahari
カテゴリ:

美容を目的として鍼灸が応用されることにおいて、様々な誤解や混乱を回避し、正しい認識を啓発することを目的として、筆者が主宰する「日本健康美容鍼灸研究会」では、美容鍼灸の「定義」と「目的」を下記のように定めています。

  • 美容鍼灸の定義

    人体の外見美に対する評価の向上を一義的な目的として行われる鍼灸

  • 美容鍼灸の目的

    鍼灸の持つ特性を利用して健康の維持、増進、回復をはかり、健康を基礎として成立する人間の自然美を向上させること

日本健康美容鍼灸研究会」では、美容鍼灸を上記のように明確に定義し、その目的も明確化しています。

以前にも述べました通り、「日本健康美容鍼灸研究会」では、はじめに伝統医学があり、そのなかに手法として鍼灸が存在し、そして、「美容鍼灸」は、その一分野として存在するものであると認識しています。

主目的が美容であった場合にも、「鍼灸」が「鍼灸」であることに変わりはないということです。

そのため、本会では「美容鍼」という用語を用いることはありません。

「美容鍼」とは、「鍼」という手法だけが切り取られていることを示す表現であることから、鍼灸の一専門分野とは別物です。

私が非常勤講師を務める鈴鹿医療科学大学の鍼灸学部には「美容鍼灸学」という科目が正式に設置されていますが、「美容鍼学」という科目が成立することは、いずれの大学と専門学校にもないでしょう。

「美容鍼」や「アメリカ式美容鍼」と呼ばれているものは、その本質が明確に示されていないことから、残念なことに「怪しい」と言わざるを得ないものも多いというのが現状です。

そして、このことは「美容鍼」というものの「概念」「本質」「定義」などが明確化されていないことが要因であるというのが私の見解です。

特に、日本で「アメリカ式美容鍼」と呼ばれているものにつきましては、本国において「公認」されているものであるのか、勝手に「アメリカ式」をでっち上げた程度のものであるのかも不明確です。

新しいことが行われる場合には、誤解や問題ができる限り回避され、正しい認識が広められなくてはなりません。

そして、そのためには、その「定義」というものが明確に示されることが不可欠です。

日本健康美容鍼灸研究会
北川 毅

Leave a Reply